エンターテインメント業界には、親から子へと才能や情熱が受け継がれているケースが少なくありません。
その一人で、現在注目を集めているのがWAVEのメンバーになった中山翔貴さんです。
父親はお茶の間で大人気のタレント、中山秀征さん。そして母親は元宝塚歌劇団トップ娘役の白城あやかさんという、まさに芸能一家に育った中山翔貴さんは、現在俳優として着実にキャリアを積んでいます。
しかし、彼のキャリアははじめから俳優一筋ではなかったようです。
その背景や、今後の彼の挑戦について紹介します。
WAVEとは?
2024年9月24日に、ワタナベエンターテイメントは若手俳優ユニット「WAVE」の結成を発表、中山翔貴さんもメンバーになりました。他に井内悠陽など7名が選ばれました。
ユニット名は「WATANABE」「ACTOR」「VIVID」「EMOTION」の頭文字を取って名付けられています。
志尊淳さん、城田優さん、瀬戸康史さんなどを輩出した『D-BOYS』の結成20周年を記念して結成されたとのことで、ワタナベエンターテイメントが期待を寄せているのは間違いありません。
⾊鮮やかな個性を持つ俳優ユニットに選ばれたという事で、中山翔貴さんが次世代を担うスター候補と期待されているのがわかります。
「WAVE」では、自己表現をおこなうだけでなくさまざまな挑戦をおこなう予定とのことなので期待しましょう。
中山翔貴の家族紹介:父・中山秀征と宝塚出身の母
中山翔貴さんは、芸能一家に生まれ育ったことでも有名です。
父親は、タレントとして長年テレビで活躍する中山秀征さん。彼の温かみのあるキャラクターと、知的でユーモア溢れるトークで、多くの人々に愛されています。
母親は元宝塚歌劇団のトップ娘役だった白城あやかさん。彼女はその美貌と卓越した演技力で、宝塚時代から多くのファンを魅了しました。
この両親から受け継がれた芸能のDNAは、確実に翔貴さんの中に息づいているようです。
「両親の背中を見て育ったことが、今の自分に大きな影響を与えています」
と翔貴さんも語っています。
芸能界という厳しい世界を、幼い頃から身近に感じてきたことが、彼の俳優としての成長を後押ししているのは間違いありません。
特に、父・秀征さんは「自分らしさを大事にすることが、長く続く秘訣」と常々話しているそうです。
このアドバイスが、翔貴さんの俳優業にも大きく影響していること間違いないでしょう。
野球から俳優へ:中山翔貴の軌跡
【試合レポート】青山学院vs成城
— 高校野球ドットコム (@5589com) April 2, 2016
「したたか。青山学院が守備陣にプレッシャーをかけ成城をコールドで破る」
135キロ右腕・伊藤を打ち崩した青学。さらに中山秀征氏の息子・翔貴選手も好投!https://t.co/UhNEi7s105 pic.twitter.com/Bp7vJg2g9P
中山翔貴さんの人生は、野球一筋から始まります。
彼は青山学院初等部で野球を始め、以来、野球漬けの毎日を過ごしていました。
青山学院中等部、高等部、そして大学まで、野球一筋で歩んできた翔貴さん。
大学4年生の時には東都2部リーグ優勝(7年ぶりに1部昇格)に貢献しています。
しかし、大学時代に発症した「イップス」により、思い通りのプレーができなくなりました。
この苦境の中で中山さんは俳優という新たな道へ進み始めます。
俳優の道を志すきっかけとなったのは、彼の幼少期から抱いていた芸能界への憧れです。
特に、母・白城あやかさんが出演する宝塚歌劇の舞台に感銘を受けたことが影響したのでしょう。
また、父・中山秀征さんも芸能界で活躍していたこともあり、芸能界の魅力に引かれていた彼は、俳優という新しい道に進むことを決断しました。
両親は特に反対しなかったものの、芸能界は華やかな面だけではないことや二世タレントの苦労なども説き、「誠実で謙虚に務め、一生懸命仕事に取り組むように」と話されたそうです。
ワタナベエンターテイメントに所属後、およそ1年間養成所で、演技や発声の基礎を学んでいます。
その後はテレビドラマや映画に出演と、親の教えを実践し地道に活動の幅を広げています。
まだ代表作!というものはありませんが、今後に期待しましょう!
まとめ
- 中山翔貴さんはワタナベエンターテイメントの若手俳優ユニット「WAVE」に選ばれた
- 父・中山秀征、母・白城あやかと芸能一家である
- 野球でプロを目指していたが、俳優に転身した
以上です。お読みいただきありがとうございました。