藤田菜七子騎手は、スマホ不適切使用の報道後、引退届が受理されて2024年10月11日付で現役引退となりました。
競馬会のルールなどについては私が何か言うことはないですが、競馬ファンとしては1騎手の引退は残念としか言いようがありません。
彼女が女性騎手の道を切り開いたのは間違いありません。
今回は、藤田菜七子さんの騎手としての軌跡の紹介と、引退後について調査いたしました。
藤田菜七子さんのプロフィール|後進の道を切り拓いた先駆者
騎手になったきっかけは「小学校6年生のときにたまたまテレビで競馬中継を観て、騎手ってすごくカッコいいなぁと思った」のが最初とのことです。
小学校6年生には騎手になるのを決めていたんだとか。
そのころの夢をかなえるというのはすごいですよね!
中学校の頃にはすでに乗馬漬けだったようです。
ずっと乗馬をしていました。中学2、3年生でジュニアチームという早期育成のチームに所属して、学校の勉強そっちのけで、そのころは週5日は乗馬に行ってました。
引用:中山馬主協会インタビュー
2013年に競馬学校第32期生として入学し、卒業後の2016年に騎手免許を取得してデビューしました。
JRA所属の女性騎手としては西原玲奈以来でした。
デビューから約1か月後の4月10日、51戦目にして待望の初勝利を挙げました。その後も着実に実績を積み重ね、女性騎手の地位向上に大きく貢献しました。
競馬ファンの心を掴んだ魅力
藤田菜七子さんが競馬ファンに愛される理由の一つは、その謙虚で努力家な姿勢です。
彼女は、デビュー当初から周囲に感謝を忘れず、結果が出ない時も一生懸命に取り組む姿が印象的でした。
競馬界の厳しい環境でありながらも、自分を高めるために常に挑戦を続けた姿勢がファンの心を掴みました。
明るいキャラクターと礼儀正しさも大きな魅力です。
インタビューやメディア出演時には、常に笑顔を絶やさず、謙虚さを感じさせる言動が多く、男女問わず幅広い層から支持を得ました。
また、レース後のサイン会では笑顔で一人一人に丁寧に対応する姿が印象的でした。
さらに、競馬以外のメディア出演やSNSでの積極的な情報発信も、藤田さんの魅力を広く伝える役割を果たしました。
テレビ番組に出演した際には、競馬の魅力を分かりやすく伝え、新たなファン層の開拓にも貢献しました。
藤田菜七子さんは職場結婚!引退後の活動は主婦?
2024年7月に藤田菜七子さんはJRA(日本中央競馬会)職員の20代男性と結婚を発表されました。職場結婚ですね。
ただ、どんな方かを調査しましたが詳細はわかりませんでした。
会う機会もよくあったでしょうから自然なことだと思います。
「この度、JRA職員の方と結婚する事になりました。彼とは昨年秋頃からお付き合いさせて頂き、彼の穏やかな優しい性格に惹かれ、人間としても成長させてくれる人です。今後も現役を続けますし、より一層競馬に精進してまいります」
引用:TBS NEWS DIG
また、「寿引退」という選択肢は考えていないと明言しています。
ですが、今回の件で突然の引退となりました。
でも少しは引退は考えていた・・・のかもしれませんね。
引退を考えていた理由
藤田菜七子さんの成績を見ると、2020年くらいから毎年安定しています。
逆に言うと、伸びていないんですよね。
20歳代は伸び白が大きい時期に安定してしまっているのは、本人としても気になるところでしょう。
騎手としての限界を感じていたのかもしれません。
引退後の活動は?
突然の引退のため、今後どうされるのかなどは全く情報がありません。
ホリプロに所属されていますが、今回は不祥事扱いとなってしまうため、テレビ出演などもしばらくは難しいかも・・・しれませんね。
インタビューで「競馬に関わり続けたい」という希望を話されていましたが、それもどうなるかわかりません。
しばらくのんびりとされて、それから次のステップに向かわれると思っています。
まとめ
- 藤田菜七子元騎手は女性騎手として、後進の道を切り開いた素晴らしい騎手だった
- 結婚相手はJRA(日本中央競馬会)職員の20代男性
以上です。お読みいただきありがとうございました。